勝手に愛して勝手に憎悪して
及んで崇拜して狩る
君たちの断罪する目つきに
私は私を裸でほうり出して
無知が暴れ狂って愛憎がぶん殴る
あばらな高原
食べやすく手入れされた私がいて
さあ, 私をかみちぎて
私を鏡で使ってその虚飢を満たして
ぼろぼろになられた心
不安に及んだ上盃
君たちよそ見の四角
ばらばらに陵遅処斬
口に合うように切断した人間だったこと
無知が暴れ狂って愛憎がぶん殴る
あばらな高原
食べやすく手入れされた私がいて
さあ, 私をかみちぎて
到着的観音遊戯
綱が肉を掘り下げて
血を散らかしながら踊るこの踊りが
満足のか?
私を愛する君の舌の上内肉
私を戯れる君の舌の上内肉
私を憎悪する君の舌の上内肉
君の虚飢を満たすことだけできたら
あ, 網膜に逆にぶら下げられている
私のトルソーはお前の現実
解剖医どの時点から人間は肉になるのか
“お前を愛するから”
劫奪する者の偽善
綱が肉を掘り下げて
血を散らかしながら踊るこの踊りが
満足のか?
無知が暴れ狂って愛憎がぶん殴る
あばらな高原
食べやすく手入れされた私がいて
さあ, 私をかみちぎて

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